駐車場や外構の「土間コンクリート」はどうやって撤去する?

 


ご自宅に駐車場がある場合、大抵はコンクリートで地面を固めているのではないでしょうか。その他にも、外構を中心にコンクリートを使用している箇所は少なくありません。家の増改築やリフォームを行う時は、これらのコンクリートを撤去しなければならないこともあるでしょう。今回は、いわゆる土間コンクリートの構造や、撤去のポイントについて解説します。




■土間コンクリートは地面、砂利、コンクリの三層構造



多くの場合、一般住宅の駐車場や外構のコンクリートは、「土間コンクリート」と呼ばれる構造になっています。土間コンクリートとは、地面に砂利や砕石などを敷き詰め、ローラーなどで締め固めてから直接生コンを流し込んだものです。地面、砂利、コンクリートの三層構造になっていると考えてもいいでしょう。


厚さは5cm~10cm程度、色はグレーや白が一般的です。表面の仕上げ方法は、ツルツルにする金鏝(かなごて)仕上げと、刷毛(はけ)で塗ったような模様を残す刷毛引き仕上げがあります。刷毛引き仕上げは雨の日でも滑りにくい一方、砂埃が溜まりやすいという欠点があるので、場所や利用者によって使い分けるといいでしょう。


また、土間コンクリートの耐久性はアスファルトを上回り、自動車などの重量物が乗っても耐えることが可能。アスファルトに比べ、直射日光を受けても温度が上昇しにくいのもメリットです。一方、柔軟性はアスファルトに劣り、ひび割れが発生しやすい傾向にあります。この点は、鉄筋やワイヤーメッシュを入れることで補強可能です。




■土間コンクリートの撤去は意外と難しい。撤去方法もさまざま



土間コンクリートの撤去は、一見簡単に思えるかもしれません。しかし、スムーズかつきれいに取り除くのは意外と難しいものなのです。撤去の方法もいくつかあり、状況に応じて使い分ける必要があります。主な方法を見ていきましょう。



・クラッシャー工法


ダイヤモンドカッターでコンクリートを削り取る方法です。場所を選ばずに作業でき、作業音が小さいため周辺への迷惑も最小限に抑えることができます。土間コンクリートだけでなく、コンクリート壁やブロック塀などの撤去にも使用可能です。



・ウォールソー工法


切断面に沿ってレールを設置し、その上に切断機を走らせてコンクリートを切断する方法です。やや難易度が高くなりますが精度は高く、改修工事や耐震補強工事などでもよく用いられます。



・ウォータージェット工法


超高圧の水を噴射して、コンクリートの結合を破砕する方法です。振動を発生させず、構造物への影響も最小限に抑えることが可能。そのため環境に優しく、周囲への迷惑も小さく、ピンポイントでの施工も可能な方法として活用が広まっています。



・圧砕工法


油圧ショベルの先に取り付けた圧砕機により、コンクリートを噛み砕くようにして破壊する方法です。作業効率はよく、騒音や振動もそれほど発生しませんが、粉塵が発生しやすいというデメリットがあります。そのため、作業前には散水を行い、粉塵の発生をできるだけ抑えなければなりません。


なお、土間コンクリートの撤去難易度は、その厚さや鉄筋の有無によって変わります。分厚い上に鉄筋が張り巡らされているなら、当然撤去の難易度は高くなり、費用もそれに比例して高くなるのです。業者によっても費用が異なるので、必ず複数の業者から見積もりを取り、極端に高いもしくは安いところを避けて依頼しましょう。


また、依頼するのは撤去だけなのか、整地作業までお願いしたいのか明確にすることも重要です。可能なら、土間コンクリート撤去後の利用方法についても伝えておけば、最適な撤去方法を選んで作業ができるでしょう。


栃木県塩谷郡の椿解体では、各種解体工事を手がけています。栃木県内でも珍しい、特別管理産業廃棄物処理業の許可を取得しており、アスベストなどの有害物の収集・運搬も対応可能です。熟練の職人がどんな構造物でも解体しますので、コンクリートを撤去したい時は弊社にお任せください!