家の解体はDIYでもできる? 注意点と難易度を解説

 


最近はDIYが人気を博しており、家具や日用品を自作している方も多くいらっしゃいます。自由なものづくりは楽しく、自分で作ったものには愛着もわきますよね。ところで、ちょっとしたものを作るのは誰でも挑戦できますが、家の解体工事もDIYで行えるのでしょうか。今回は、解体工事のポイントについて解説します。




■DIYでの解体は危険を伴う。廃材の処理も大変



最初に結論を言うと、自分が所有している住宅であれば、DIYで解体することは可能です。ただし、多くのリスクを伴うことに目を向けなければなりません。


まず注意していただきたいのが、解体予定の住宅にアスベスト(石綿)が含まれているかどうかです。アスベストは建材としてよく使われていましたが、発がん性があるなど危険な物質であることがわかり、現在では使用が禁止されています。


そのため、住宅を解体する前には、アスベストを含む建材が使用されているかどうかを調査しなければなりません。もし含まれていれば、専門家でなければ解体できないケースがあります。知らずに解体すると、自分だけでなく周辺住民にまで健康被害を及ぼすので、安易に解体するのは避けるべきでしょう。


そして、解体の際には大量の廃材が出ます。この廃材は、自治体のルールに従い、適切に処理しなければなりません。また、廃材を運ぶにはトラックが必要となり、積み込みにはクレーンやショベルカーを使うこともあるでしょう。当然、使用する車両に応じて免許が必要となります。こういった条件をクリアできる人だけが、自宅の解体をDIYで行えるのです。




■解体に関わるさまざまな届出も必要



もう1つ意識しておいていただきたいのが、解体に関わる各種手続きです。解体工事は、ある日突然始めていいものではありません。大掛かりな工事になること、そして家1軒がなくなることから、事前にさまざまな手続きを行う必要があります。


まず行うべきなのは、電気・ガス・電話線・インターネット回線といったライフラインの停止・撤去です。ただし、水道は解体工事に使うため、事後に手続きを行うことになります。実際に停止されるまでは、連絡から1週間~10日ほどかかることもあるので、「解体工事をする」と告げた上で余裕を持って連絡しましょう。


また、市町村への解体工事の届出や、警察署への道路使用許可の申請、解体後の建物滅失登記、ご近所への挨拶なども必要です。詳しくは以下の記事で解説しておりますので、参考にしてください。


「この4つが肝心。住宅解体前に必ず行うべきこと」

http://www.tsubakikaitai.jp/staff_blog/1503/




■家の解体はプロに任せるのがおすすめ



ここまで見てきたように、自宅の解体工事は非常に危険で、複雑な手続きも必要になります。プロが複数人で行っても数日はかかる工事ですから、すべて1人で行うことはできません。不慣れな方が行うと、大怪我や大事故につながる可能性は非常に高くなります。


また、工事は騒音や粉塵を発生させるため、ご近所への配慮は欠かせません。できる限りこれらの発生を抑えるのはもちろん、事前に挨拶回りを行い、発生する問題や工事の期間について説明する必要があります。しかし、DIYではプロの倍以上の工期がかかるため、ご近所トラブルを招く可能性は高いでしょう。


そして、どれだけ慎重に工事を行ったとしても、事故の発生を完全に防ぐことはできません。家が解体途中で倒壊したり、重いものを通行人の頭上に落下させたりすれば、取り返しのつかない事態を招くおそれもあります。何か事故が起きれば、工事は中断・中止せざるをえません。もちろん、責任は自分自身で背負わなければならないのです。


したがって、トラブルや危険を避け確実な工事を行うためには、やはり専門業者に依頼するのが最善といえるでしょう。解体に失敗して途中から業者を頼るよりは、最初から業者に依頼した方が、時間や費用も抑えられます。まずは業者に相談し、綿密な計画を立てるところから始めてみてはいかがでしょうか。



栃木県塩谷郡の椿解体では、各種解体工事を手がけています。栃木県内でも珍しい、特別管理産業廃棄物処理業の許可を取得しており、アスベストなどの有害物の収集・運搬も対応可能です。熟練の職人がどんな構造物でも解体しますので、空き家を更地にしたい時は弊社にお任せください!